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企業サイトに安心感とオリジナリティを!「スタッフ紹介」ページの作り方を徹底解説

  • 会社のホームページを作ったんだけど、何かうちの良さをアピールできるページ作れないかなぁ?
  • それなら「スタッフ紹介」はどうですか?
    社員様を通して会社のいろいろな魅力をPRできますよ。
  • それいいね!他社のサイトでもよく見るな。
    でも、どうやって作っていけばいいんだろう?
  • お任せください!ポイントを押さえればスムーズに作れるコンテンツですよ。
    ぜひ一緒にやってみましょう!

企業ホームページのコンテンツとしてぜひ作っておきたいのが、「スタッフ紹介」のページです。
各部署・部門のリーダーや若手スタッフ、名物社員、経営幹部など、それぞれの立場で活躍するスタッフの横顔をサイトで積極的にPRすることで、企業にとってもさまざまなメリットが生まれます。
今回は会社サイトのスタッフ紹介・社員紹介について取り上げます。

スタッフ紹介を作るメリット

ユーザーに安心感を与えられる

企業ホームページにスタッフ紹介を掲載する一番のメリットは、お客様やサイトの閲覧者に「安心感」を与えられることです。

例えば、最近の食品業界では、野菜や畜産物の「生産者の顔が見える」ことをアピールするのが普通になっています。どこの、どんな人が作り育てているかが分かると、安心して購入できるという消費者心理でしょう。

私たちビジネスマンも同じで、電話やメールを交わすだけの相手よりも、顔や人柄を知った相手のほうが安心してやりとりできますよね。
実際、皆さんも初めての会社を訪問する前にはその会社のホームページをチェックされると思います。相手のことを知っておかないと不安だからです。

特にインターネットの世界は、リアルに対面することなくプロジェクトが進んでいくことも珍しくありません。だからこそホームページで「顔」を見せておくことには大切な意味があるのです。

自社の魅力をソフトに伝える

コーポレートサイトは自社の強みや企業力を内外に発信するのが目的です。とはいえ、社長が大上段で「わが社が○○がすごい」「私たちは○○に自信があります」などと言うばかりでは、場合によっては押しつけがましい印象を与えかねません。

そこでスタッフ紹介の中で、会社の魅力をそれとなく発してもらうという方法があります。代表者の理念や自社事業の強みが、実際にそこで働く従業員にまで行き渡っているのが分かると、ユーザーにはまた違った印象で受け入れられるでしょう。

もちろん、あくまで「スタッフ」の紹介コンテンツですから、会社の話ばかりにならないよう工夫は必要です。

社内スタッフに当事者意識を持ってもらえる

企業ホームページにスタッフ紹介を設けることで、従業員の皆様方に、自社サイトの制作に関心や当事者意識を持っていただけるのもメリットの一つです。

これは企業サイト制作の「あるある」なのですが、社内のサイト制作ご担当の方と、それ以外のスタッフとの温度差がとても大きい、むしろ直接関わっていない方々は無関心で非協力的、といったケースはよくあります。

そこで、スタッフ紹介のようなコンテンツを通じて、より多くの方々にサイト制作に参加していただき、また関心を持っていただく、いわば「巻き込む」のです。スタッフ様へのインタビューや撮影を通じて社内が大盛り上がり(?)になることも珍しくありません。

企業サイトの構築・リニューアルは、その会社が一丸となって取り組むべき大切なプロジェクト。良いサイトを作るためには、一人でも多くの社員様のご協力が欠かせないと私たちは考えています。

リクルートにも効果を発揮

スタッフ紹介ページを設けるもう一つのメリットは、求人・リクルートに有利に働く点です。

就活中の人たちが企業選びで重視するのは、企業の成長性や安定性、福利厚生などとともに、「働きやすい雰囲気」「上司・先輩との人間関係」といった面も気になります。
もちろんこうした点の多くは実際に入社して分かるものですが、事前に情報を得られるに越したことはありませんよね。

就活生が、生き生きと働く社員たちのプロフィールを見て、「若い人でもたくさん活躍してるな」「なんか楽しそうな会社!」「この人と一緒に働いてみたい」などと感じてもらえれば、求人活動にとって大きなプラスとなるでしょう。

スタッフ紹介ページ制作の流れ

スタッフ紹介を設けることの重要性は分かっていただけたかと思います。
次に「どうやってスタッフ紹介ページを作るか」を具体的にご説明していきます。
これはあくまで「弊社ではこのようにやっています」というお話ですので、よろしければご参考になさってください。

①コンテンツの趣旨の確認

最初にスタッフ紹介に登場していただく方々を選ぶのですが、ここで大切なのは、スタッフ紹介を通して「企業様のどういう面をアピールするか」を担当者がきちんと理解しておくことです。

例えば、若いスタッフを中心に選べば「若くてもバリバリ活躍できる!」というイメージを出せますし、女性中心だと「女性でも働きやすい職場環境」のアピールにつながります。
普通はあまり出たがらない幹部クラスの方々にご登場いただけば、フラットな社風を感じることもできるでしょう。

登場人物によってコンテンツの方向性は違ってきますので、趣旨をよく確認した上で人選を行いましょう。

②スタッフの人選・決定

次に、スタッフ紹介に登場していただく候補者を具体的に選んでいきます。企画の趣旨に合い、かつ、ヒアリングやアンケートに応じてもらえそうな人を選ぶと良いです。
候補者はなるべく多めに選んでおきましょう。どれだけ「この人は!」と担当者側が思っていた人でも、色々なご事情があって掲載NG、というのは珍しくありませんので。

そして候補者に企画の趣旨を伝え、掲載OKかを打診します。
この時に「サイトに出るんだから、会社の顔なんだから!しっかりやってもらわにゃ…」みたいに言うとかえってプレッシャーになる人も。担当者の“交渉術”も大切です。

また、「何人くらい載せればいいの?」というご質問をよく頂きますが、組織のスケールにもよりますし、無理に大人数を載せる必要もありません。弊社実績としては3~5人で作ることが多いかと思います。

③アンケート/ヒアリング

スタッフ紹介に掲載する情報を集めます。
弊社では、企画の趣旨にあわせた設問のアンケートを作成し、紙面やメールでご回答いただくようにしています。

アンケートをもとに詳しく掘り下げたい場合などは、直接ヒアリングを行うこともあります。またスタッフ様の中には「文字に書くのは苦手だけど、しゃべるならOK」みたいな方もいますので、その場合もヒアリングで情報収集します。

アンケート・ヒアリングの設問内容はどう決める?

設問の内容はクライアント様の業種や企画の趣旨によって違ってきますが、基本的な部分はほぼ共通しています。

  • プロフィール(お名前、年齢、略歴など)
  • 今のお仕事について(担当業務、得意分野、仕事のやりがいなど)
  • 自社のアピールポイント(USP、社風など)
  • 今後の目標

こういった項目は、ほとんどのケースでご回答いただくようにします。
その他、企画の趣旨にあわせて「入社までのご経歴」「今までで一番つらかった仕事」「福利厚生面について」などの設問を増やしていく感じです。

趣味や好物、最近ハマっているものなど、仕事と関係ないプライベートな内容を質問することもあります。このあたりは、どんなスタッフ紹介を作りたいかによってチョイスしてください。

また、ご回答いただく方によって設問内容を変えることもあります。
例えば求人を意識したスタッフ紹介なら、入社歴の浅い若いスタッフに自身の就活経験を、中堅クラスの方がには入社後の仕事のやりがいを語ってもらう、といった具合です。

④写真の調達

紹介するスタッフ様の写真を揃えます。上述の通り「顔が見える安心感」がスタッフ紹介を作る目的の一つですので、写真はとても大切です。

ページデザインにもよりますが、基本的にはスタッフ全員の服装やアングル、ポージングはそろえるようにします。そうなると、ご本人やクライアント様からご提供いただく写真は使いづらいケースもありますので、別途撮影を行うことが多いです。

ポージングは、スタンダードな立ち姿やバストアップを使うことが多いです。若さ・勢いを表現できるガッツポーズもスタッフ写真の「定番」です。どんなポーズをとるにせよ、とにかく笑顔は忘れずに!

また現場作業や商談といったお仕事中の様子の写真も、その人のキャラクターが出て魅力的なのでよく使います。その場合は他の被写体にも撮影NGのものがないか注意しましょう。

⑤紹介文・ページ作成

アンケート内容をもとに文字原稿を作り、写真とあわせてスタッフ紹介ページを作成していきます。

文字原稿の文字数は、スタッフ間でなるべく同じくらいに合わせます。また原稿に限らず、各人の紹介の仕方にあまり差をつけないのが基本と考えています。「私だけ紹介文が少ない…写真がちっちゃい…」との不満が起きないためです。

そして原稿やページデザインができたら、必ずご本人たちに内容を確認し、記載内容に修正があれば対応します。特に氏名や経歴などの固有名詞についてはよく確認いただいてください。また内容の修正についてもご本人の意思を極力尊重するようにしましょう。

スタッフ紹介を作る時の注意点

企業サイトのコンテンツとして魅力的なスタッフ紹介ですが、これは当人の実名や顔写真がネット上に出るコンテンツでもあり、制作にあたって様々な配慮が必要です。
制作にあたって注意したい主な点をあげておきます。

個人のプライバシーを尊重する

制作サイドがぜひ紹介したいと考えていたスタッフが、プライバシー等の問題を理由に紹介にNGを出されることはよくあります。この時、「これも仕事なんだから」などと無理強いするようなことは決してあってはなりません。あくまで企画の趣旨に納得していただいた上でアンケートや写真撮影を行うようにしてください。

情報が古くならないように注意

スタッフ紹介の内容は、企業情報などと違い「制作当時は正しかったが、現在は実際と合わない」というケースが珍しくありません。所属部署の変更だったり、女性社員が結婚で姓が変わったり、また紹介しているスタッフが退職したり、などなど。
そのため担当者は、紹介内容を定期的に見直し、更新していく必要があります。

社内のパワーバランスを考慮する

スタッフ紹介の人選をする際、クライアント様から「この人を紹介するなら、まずこの人を入れとかないと…」といった感じで、企画の趣旨に合わない社員が候補にあがることがあります。これはある意味で賢明な判断です。

ホームページに載るということは、ある意味「会社の顔」となるわけで、それを良く思わない人が組織にあろうことも想像に難くありません。せっかく作ったサイトがトラブルの種にならないよう、社内のパワーバランスや人間関係を踏まえての人選ということも考慮してください。

スタッフ紹介の実例

最後に、弊社が制作に関わったスタッフ紹介コンテンツを抜粋してご紹介いたします。ぜひご参考になさってください。

  • 魚万
    手作りさつま揚げ専門店のサイトです。製造・販売・通販の各部門から人選し、2パターンの写真を使うなど工夫しています。
    http://www.uoman.jp/?mode=f5
  • AXIS YOKOHAMA
    輸入車カスタマイズショップのサイトです。担当業務や仕事への心構えなどを詳しく紹介しています。
    http://axis-yokohama.jp/staff
  • フィールド・オブ・ドリームズ
    少年野球チームのサイトです。監督の人柄やキャラを深く掘り下げると共にコーチ陣を紹介しています。
    https://fod-baseball.com/team/

まとめ

企業サイトの定番コンテンツ「スタッフ紹介」の作り方をご紹介しました。
人の顔の見える安心感をユーザーに与えるだけでなく様々なメリットがあるコンテンツですので、まだサイトに作っていないという方はぜひ新たに設けてはいかがでしょうか。
ただしインターネット上にスタッフ個人の情報を発信するということを念頭に置き、様々なことを配慮しながら作るよう意識してください。

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